イム人皮

nekowani2005-02-16

今日は水曜日。都内の映画館(の多く)は1000円ポッキリ!といことで、『パッチギ!』観に行った。

群集が走る走る殴る走る殴る。坂道だとか川だとか家屋だとか場所がうまく使われ、越えるし壊す。「境界線をぶち破る!」つまりはパッチギ!(頭突き)である。
勢いあまって物語のぶつ切りも映画的(と安易によんでいいんだろうか)強引さで押し切るようだ。高校生がいきなり看護婦になってしまうというありえない展開でさえ、止まることが許されないテンポによって突き進む。パッチギ!だろうか。映画でないならこの大きなブレは許されないのではないか、という意味での醍醐味を存分に味わえた。

善し悪しはともあれ、うまく出来た映画だと思う。面白かった。